明けましておめでとうございます。腰編

 さて、節分も終わりあっという間に月日が過ぎ去りますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 鍼灸治療ではやはり、年齢の高い方に接する機会の方が多いのですが、話を聞くと腰が痛いというのが多い印象です。人間は重力に対して抗しているので、これは宇宙に行かない限りは無縁にはできないと思います。まれに特に痛みのない方も当然いらっしゃいますが。

 

今回は、腰痛というテーマで三つのツボを紹介したいと思います。

「合谷」と「腎愈」と「委中」を順番に説明していきます。

まずは、

「合谷」

第1・第2中手骨底間の下、陥凹部、第2中手骨よりに取る

 

次は

「腎愈」

第2・第3腰椎棘突起間の外1寸5分に取る

第2・第3腰椎棘突起間はちょうど両肋骨の下の線を結んだ高さで、1寸5分というのは1.5横指分です。

 

最後三つ目は

「委中」

膝窩横紋の中央に取る

若いうちのこれらのツボを刺激して予防をしておくというのも必要なことかもしれませんね。

 腰痛の治療としては改善を見られない場合は整形外科やかかりつけ医の診察を推奨します。整形外科疾患以外の病気を疑われる場合もありますので。

 

 最近は早め早めの治療予防がよりいいと実感して感じています。私もいろんな方との治療を通して自分自身も健康な状態を維持したいなと思います。